†6ヶ月のインナーチャイルド
インナーチャイルドヒーラー養成講座1日目、グループセラピーでの体験です。
6ヶ月のハイハイしている私が出てきました。
6ヶ月の私はとても機嫌よく、寝かされていてもずっと天井の方を見ながら、ニコニコ機嫌よく笑っています。
機嫌よくしている私の側を家族が通りすぎていきます。
本当は私を抱きあげてあやしてほしかった。相手をしてほしかった。家族はきっと機嫌がいいから、そのままにしておこうとしたようです。
けれど、6ヶ月の私は無視されたような淋しい気持ちでした。(6ヶ月の赤ちゃんももっと小さい子もそういった感情をちゃーんと持つのですねー!)
6ヶ月の私は大人の私にこんなふうに言いました。「大丈夫だよ。1人じゃないよ愛をいっぱいあげるよ」(大人の私がなぐさめられました)
大人の私からは「淋しかったんだね。でも、もう大丈夫、いっぱい抱っこしてあげる」・・・イメージの中で6ヶ月の私の中に入っていきました。そして、ほしかったガラガラを振りながら私の胸の中で笑っています。
受講生同士の実習での体験。
前日のグループ体験を深めるために、同じテーマで取り組みました。
最初に浮かんだのは3ヶ月の胎児でした。
母の胎内に入る前の体験・・・そこは楽しいところ。お友だちが周りにいてぷかぷか浮かんでいます。
そして、生後8ヵ月の私の場面。
お座りして笑いながら大人の私のほうを見ています。(なぜか・・・)
周りには家族がいますが、母だけが忙しく背を向けて食事の支度をして、こっちを見てくれず淋しく思っているようでした。
8ヶ月の私は、気づいてくれない、見てくれないことに寂しさを感じていました。
本当は自分のことを見てほしかった、わかってほしかったと思っていました。
そんな8ヶ月の私に大人の私は「ごめんね。気づかずに・・・。でももう大丈夫だよ。」と言葉をかけました。
8ヶ月の私は「本当?!わかった!」と言ってうれしそう。
ハートとハートをつなげて、ハートが1つになると、8ヶ月の私は大人の私の胸の中で眠ってしまいました。
8ヶ月の私は、大人の私の『孤独感』を表していました。
これは、以前からあった母に対する、「私をわかってほしい」という気持ちをテーマにしました。
私のこの体験で、“母”にわかってほしい、見てほしいと思って背を向けてる母が気になっていました。
受講後、師匠の紀世子さんが「ごめんねって誰が誰に向かって言ったの?!」と問われ、「あっ!そうだ!私が私に言ったんだー」そうだったんです。
大人の私が、8ヶ月の私に「気づかずにごめんね!」だったのです。
私が私のことをわかってなくて、見えてなくって・・・なのに“母”にわかってほしいと思ってた。
「気づいて!」は実は私に向けての言葉なのでした。
この時ようやく、私の中のインナーチャイルドの扉が開かれた気がしました。
これから、その後8ヶ月、たくさんの扉を開いていく旅がはじまりました・・・。
†10才のインナーチャイルド
インナーチャイルドヒーリング受講後、自己セラピーで出てきました。
10才の私は手伝いの約束を守らなかったことで兄から叩かれ、鼻血を出して泣いている場面でした。
記憶の中にはある出来事でしたが、叩かれた理由は忘れていました。
ただ、母が兄の行動を容認したことが、とても悲しかったことを憶えています。
「否定された」・・・約束をまもらなかった事よりも“私自身”を否定されたと感じました。
母の胎内に入る前の場面(実習の時にも少しだけ体験しましたが・・・)は光の世界から覚悟を決めて下の世界へ、母のお腹に入っていきました。
頭が締め付けられ息苦しい。産道の中を旋回しながら「頑張っているおかあさんに協力して頑張って下りていこう」と思いながら外の世界に出ました。
「元気な女の子だよー」の言葉に「えっー女の子?!」心の中でつぶやいた母の思いを知って私は悲しかった。
「何でー?!どうしてなの?一生懸命おかあさんに協力してここにきたのに・・・そんなこと思わないで・・・」私はこの時、最初の「否定」を味わいました。
大人の私は、10才の私に「あなたは尊いもの。愛される存在。唯一無二のもの」と語りかけ、10才の私は「私はそのままで、ダメじゃないのね」と悲し涙がうれしい涙になりました。
10才の私は、大人の私に私に気づいてくれてありがとう。私はいつもここにいて応援してるよ」
大人の私は10才の私に「本当に気づかせてくれてありがとう。これからは、ずっと一緒だよ」と言いました。
そして、10才の私は大人の私に・・・『自分を信じていこうね』と約束しました。
この自己セラピーの体験でやっとわかったのです。
講座受講中のセラピー体験、6ヶ月、8ヶ月のチャイルドも「私」に『気づいて』の合図だったのです。
セラピーでチャイルドの存在を知って癒されて自分の中がクリアーになっっていく・・・本当の自分を知るってすてきだなぁーと感じました。
☆生きづらいと感じる人、多くの人に「インナーチャイルドヒーリング」が届くといいなぁーと思っています☆